野生のクマがたくさん殺されていますが、、2010年10月19日 15時26分42秒

岳やんの遺影
昨日も私が以前住んでいた北海道の斜里町の街中にヒグマの親子3頭が出てきて、親子2頭が射殺されたそうです。

私が住んでいた10年間でも街中では見かけたことはありませんでした。

知床半島のウトロという漁港では漁師さんは近くで見かけたり、

近くの道路に出てきたところをバスと衝突したりということはきたりしてましたけど。


また、本州では月の輪熊が山里の町に出没してきて、人に危害を与えて結局射殺さてるということが頻発しています。

今日も福島県の街中に親子3頭が出てきて、人家の庭の柿の木の実を食べつくしたとか。

その後3頭は道路で車にクラクションを鳴らされて、逃げ回るところが映像で取られていました。

結局、今年の異常気象で山にどんぐりがなくなり、冬眠用の食料が手に入らず、仕方なく里に出てきたものでしょう。

日本のクマはもう絶滅危惧種のはずですが、こうなると簡単に殺されています。

映像を見てると、こぐまをつれたお母さんクマが逃げ回っているところは可哀想すぎます。なんとか保護できないのでしょうか?

一方で、これも可哀想なのですが、親にはぐれたウリ坊と子ザルの映像がワイドショーで面白おかしく取り上げられていますが、大型の猛獣類となると、保護の視点が一気にかき消されてしまっています。

人間の勝手さ加減は今も変わりませんね。
日本から色んな野生動物が害獣というレッテルを貼られて
消えていった歴史は今も続いているように思います。

我が家のペット岳くんは、15歳と8ヶ月間人間に飼われてとりあえず幸せだったと思いたいですが、住みにくい日本の自然界では、野生動物はどうなることか?