森の木笛2010年06月20日 11時17分48秒

森の木笛
先日ネットショップで「森の木笛」を購入頂いた方から、ご丁寧なメールを頂き、ブログでの紹介の了解を頂きましたので、少し長文ですが紹介させていただきます。




「私は音楽療法士、それから臨床発達心理士として、主に障害のある
お子さんの発達を支えるというようなお仕事をしています。

音楽や楽器は、ことばではないコミュニケーションのツールになってくれるので、障害があってことばが自由に使えないお子さんでも、音楽があることで人と交流することを楽しむことにつなげられるんです。本当にすばらしい仕事だと感じています。

楽器の素材にもいろいろありますよね、金属とか、プラスチックとか、木。障害のあるお子さんは、楽器を触ったときの感触、重み、温度等を敏感に感じ取っていると思います。木は柔らかい感触で、つるつるしていて、においもあって、ニスがぬってあればまた違うでしょうし、あったかい音が出て、木の種類によっても音が違ったり、湿気の多い日は音がこもっていたり・・・。面白い素材なので、木でできた楽器はとても魅力的ですね。

高齢者施設で歌をうたわれているご友人がいらっしゃるんですね、とても素敵ですね。ボランティアで同じような活動をやっている方はいらっしゃると思います。

ただ、音楽療法士は、音楽を聴いていただくということももちろんしますが、音楽のよいところを使って、対象者をよりよい方向に導こうという働きかけをします。

体操のときに音楽があると麻痺側の腕が思わずあげっていたとか、失語症の方がお話は難しいけれど歌なら歌えたとか、車椅子の方が思わず立ち上がって熱唱してしまうとか、高齢者の音楽療法の場面ではそういうことが結構起こります。

資格としては、音楽療法士は日本音楽療法学会というところで認定している民間資格です。

だらだらと長くなってしまい、まとまりのない文章で大変申し訳ありません。
ブログやHPでの紹介、とてもうれしいです。

先日購入させていただいた笛ですが、ねこさんチームとふくろうさんチームにわかれて吹くという活動に使用しましたが、自閉症のお子さんたちも上手に吹くことができて満足そうだったし、親御さんや音楽療法士の仲間に可愛いと大人気でした。

お木楽堂さんを、音楽療法士の仲間に紹介させていただきます!」